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"The Way of SHOOTO 03" 観戦記 - 闘議(とうぎ) - 格信犯ウェブ

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闘議(とうぎ)

"The Way of SHOOTO 03" 観戦記

u-spirit
2010.06.10
The Way of SHOOTO 03 ~Like a Tiger,Like a Dragon~
5月30日(日)JCBホール

 前日のDREAM.14 に続いて和田選手とHULKの父と3人で。今回、和田拓也選手にチケットを頂く。
 アリーナ5列目のリング中央というベストポジション本当に有難うございます。

 大会OP煽りは死亡遊戯のテーマ

 GAME OF DEATH

 そして出場全選手入場。

 相変わらずルミナへの歓声は大きい。
<第1試合>
○石渡伸太郎×三木航●

 1Rから濃いなぁ。総合な格闘技。その濃厚さに安堵さえ。
石渡も三木も試合ブランクがある筈なのにユルさが無くソリッドな展開。両者の応援団も凄い。結局、2-1で石渡。
 昨日のDREAMとは違い、オープニングからフルスロットル
<第2試合>
○朴光哲×児山佳宏●

 1Rは児山がテイクダウンを2回成功させ有利に試合をコントロールするも2Rは朴が打撃で優勢に。
 結局、野武士、朴光哲が2-1の判定勝ち。
<第3試合>
○エドゥアウド・ダンタス×扇久保博正●

 ダンタスはドンタコス。反則のオンパレード。ずる賢いというか上手いというか、故意でないとアピールするも後頭部へのパンチ、3点ポジでの膝蹴り。結局、扇久保からチョークで1本勝ちするが、なんか、後味悪い。
<第4試合>
○上田将勝×田村彰敏●

 いや、エエ試合や。上田という男のいぶし銀な試合っぷりに感心さえ。何せ相手は田村ですから
 関係ないが以前から上田選手が我が格信犯のHero氏に似てると思っていた。その件、横にいたHULKの父に伝えると笑いながら同意。
 いや、絶対に話し方とか動きとか全体的にメチャクチャ激似。
<第5試合>
○佐藤ルミナ×松根良太●

 プロシューターとなって最軽量に削ぎ落とされた肉体のせいからか佐藤ルミナは年齢経過を感じさせる。
 試合は打撃合戦となり2R、ルミナ自身が狙っていたというカウンターの膝蹴りが見事に松根にヒット。
 爆発する場内
 インタビューでは内容によっては引退の覚悟だったと。

 あと何試合、こうやって月狼 佐藤ルミナの勇姿を生観戦できるのだろうか?
<第6試合>バンタム級世界王者決定戦
○漆谷康宏×神酒龍一●

 BJの返上したベルトを賭けて世界ランク1位と2位の対決終始、試合巧者の漆谷がコントロール。判定は文句なしのフルマーク3-0 苦節19年、悲願のベルトを巻き漆谷は男泣き
 疲れて眠る大塚くん
<第7試合>ウェルター級チャンピオンシップ
○ヴィラミー・シケリム×遠藤雄介●

 遠藤は全く歯が立たない。何をやっても裏目となり挙句、急所への攻撃を受けてしまいペースまで失う。
 遠藤のリベンジは届かないままシケリムは勝利後、UFCとの契約を発表し、その場でベルトを返上。
 その姿まるで宇野薫。
<第8試合>ライト級チャンピオンシップ 5分3R
●リオン武×日沖発○

 煽りVTRでルミナが語った通り、間違いなくこの階級の世界一決定戦。リングサイドには前日に試合を終えた。
 DREAMの高谷、大塚、大沢、宮田、や小見川の顔も見える。
 ”修斗の子”日沖発王者であるリオン武望まれた2人がリングで出会い日の丸を見つめ、凌ぎ合いを待つ

 1Rから積極的にリオンが出るが日沖はリーチ差を生かし左ジャブが走る。
 2Rも日沖が的確にパンチを当て王者リオンは右が見えていないのか数初被弾し鼻血。しかし、それでも日沖のタックルだけは見切って対処。
 3Rは、互いに拳で語り合っているかの様で。リオンが右を入れればグラつきながら日沖も右を返し、再びリオンが右を入れる。

 そして、両者の拳に宿った魂が会場を”修斗”という色に染めていく。歓声ではない応援でもない。まさしく観客が共鳴して試合が終わる。


 僕の胸にも熱いものが去来する。結果は日沖発が2-1の判定勝ち。


 割れんばかりの拍手に包まれて敗者となったリオンが引き上げて行く姿と日沖のベルト姿、どちらも勇者


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